よねざわのこまちおんりょうとかたはのあし
米沢の小町怨霊と片葉の葦
国内
物品・機械
- どんな話か
- 鬼面川の岸に生える葦が片側にしか葉をつけないのは、小町の怨霊による祟りのためだという。
- 細部
- 鬼面川のほとりに生える葦は、どの株も葉が片側にしか付いていないという珍しい姿をしている。この土地では、その理由を小野小町の怨霊による祟りだと説明してきた。辱めを受けて非業の死を遂げたともいわれる小町の恨みが、岸辺に育つ植物のかたちまで変えてしまったという発想である。普通の葦であれば両側に均等に葉が茂るはずなのに、この川筋だけはどの株を見ても同じように片葉になっているといい、川そのものに宿る不吉さを示す証拠として長く語られてきた。
- 広まり方
- 1981年の『伝承文学研究』所収、水野道子「米沢市における小町伝説」に記録がある。
- 地域
- 山形県米沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ