かし
樫
国内
物品・機械
- どんな話か
- 福井城内にあった大樫を伐採しようとした際、清めの祈りとともに無数の鳥が悲しげに鳴いたという伝承。
- 細部
- 福井市にあった福井城の敷地の一角には、長い年月を経た大きな樫の木がそびえていた。ある時、この木を切り倒すことが決まり、作業に先立って神官がしめ縄を張りめぐらせ、清めの祝詞を唱えて祈りを捧げた。すると、どこからともなく数千羽もの鳥が集まってきて、切られようとする樫の木との別れを惜しむかのように、悲痛な鳴き声を次々とあげて嘆き悲しんだのだという。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』新年号所収、柴田富陽「福井城の伝説」に記録されている。
- 地域
- 福井県福井市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ