からねこさま
唐猫様
国内
物品・機械
- どんな話か
- 夜ごと抜け出して家畜を食い荒らしたため、釘を打って封じられたという彫り物の猫。
- 細部
- 丸太に彫られた猫の像が、夜になると動き出して鶏や家畜を襲うので、人々は身動きが取れないように像へ釘を打ちつけた。宝蔵倉に納められている像には、そのとき打たれた釘の跡が今もいくつも残っているという。よくできた造形物が命を得て害をなすという型の伝説であり、現に残る傷跡が話の裏づけとして示される点に、この種の語りの説得力の置きどころがよく表れている。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の口頭伝承の章、神社の伝説の項に記録がある。
- 地域
- 長野県塩尻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ