かっぱのほね
河童の骨
国内
物品・機械
- どんな話か
- 松求麻村に伝わる河童の骨には一文銭を結んだ跡があり、鉄物を嫌う河童の性質から仲間も取り返せないという。
- 細部
- 坂本町の松求麻村には、河童のものだという骨が代々伝えられてきた。その骨には、かつて一文銭を結わえ付けていた跡が残っているという。河童は鉄でできた物を苦手とすると考えられており、そのために仲間の河童がこの骨を取り返しにやって来ても、決して持ち去ることができないのだと信じられてきた。さらに、この骨を水の中に入れると姿が見えなくなってしまうとも語られている。銭を結んだ跡や鉄を嫌う性質など、河童除けの信仰と結びつけながら伝えられている点が興味深い。
- 広まり方
- 1952年の『みんぞく』所収、丸山学「民俗信片―十一―」に記録がある。
- 地域
- 熊本県八代市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ