かんのんぞう
観音像
国内
物品・機械
- どんな話か
- 雲南市掛合町で、金原から大志戸へ抜ける谷の山腹から夜に光が見えたため翌朝掘ってみたところ、下半身の朽ちた木造の観音像が見つかったと伝わる。
- 細部
- 雲南市掛合町に伝わる話で、金原の集落から大志戸へと通じる谷筋に面した山の中腹から、ある夜、光が漏れ出ているのが見えたという。この光は谷を挟んで離れた十日市の集落からも望めるほどで、村人たちは不思議に思っていた。翌朝、光の出所を確かめようとその場所を掘り返してみると、地中から木で作られた観音像が現れたが、すでに腰から下の部分は朽ち果ててしまっていたと伝えられている。その後、道路を広げる工事にともなって元の場所からは移され、現在は六地蔵と並べて、大志戸へ向かう道の入口付近に祀られているという。
- 広まり方
- 1984年の「民俗採訪」に、国学院大学民俗学研究会が旧掛合村で聞き取った伝承としてまとめられている。
- 地域
- 島根県雲南市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ