かんのんさまのやすみいし
観音さまの休み石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 運び出そうとすると急に重くなり、目を離すと堂へ戻ってしまう観音にまつわる坂道の石。
- 細部
- もとの親沢分教場から東へ行った坂の途中に石がある。昔、親沢の観音を他所へ移そうとした者が、この石のところで急に重さを感じて足が進まなくなった。石に腰を下ろして息を入れ、さあ発とうとすると観音の姿がない。堂へ引き返すと元の場所に納まっていたという。何度担ぎ出しても同じことが繰り返されたが、百万遍数珠の親玉を外して携えたところ、ようやく坂を登り切れた。以後この石は休み石と呼ばれる。
- 広まり方
- 1987年刊行の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』所収、細川修・松本清人による石の伝説の項による。
- 地域
- 長野県小海町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ