かんのんさま
観音様
国内
物品・機械
- どんな話か
- 観音様や庚申様を信仰する家では二本足・四本足の肉を嫌うため、屋外の七厘で調理したという。
- 細部
- ある家では観音様が嫌うという理由から、二足の鳥肉や四足の獣肉を家の中では煮ないことにしていた。また別の家では庚申様を信仰しており、こちらでも同様に二足四足の肉を屋内で扱わない決まりがあった。そのため肉を調理する際には庭先に七厘を持ち出し、家の外で火を起こして煮炊きを行っていたという。信仰の対象こそ異なるものの、食の禁忌が住まいの内と外を分ける形で守られている点が共通している。
- 広まり方
- 1977年の『雄勝役内の民俗』所収、東京女子大学史学科民俗調査団による「六 信仰」の項に記録がある。
- 地域
- 秋田県湯沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ