ほとけざかのかんのんさま
仏坂の観音様
国内
物品・機械
- どんな話か
- 沢連にあった観音像が宿坊の枕元に立ち、望みどおり森田へ運ばれた際に受け渡した場所が仏坂と呼ばれるようになった。
- 細部
- 富山県婦負郡山田村(現在の富山市)に伝わる話によれば、観音様はもともと沢連という場所にいらっしゃった。あるとき、宿坊にいた松田ニゾウという人物の夢枕にお立ちになり、千坊寺街道沿いにある富崎に近い森田という土地まで行きたいと告げられたという。そこで観音様を連れて出発し、街道を進む途中で森田の人と行き会い、そこで観音様の受け渡しが行われた。この受け渡しの場所は仏坂と呼ばれるようになったと伝わる。この観音様は現在も森田の観音堂に安置されており、国宝に指定されている。
- 広まり方
- 1983年の『民俗採訪』所収、国学院大学民俗学研究会「富山県婦負郡山田村」に記録がある。
- 地域
- 富山県富山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ