さえきのつなみながれつきかんのん
佐伯の津波流れ着き観音
国内
物品・機械
- どんな話か
- 津波で流れ着いたとも、切ると血が流れた流木を祀ったともいわれる観音像がこの土地に伝わっている。
- 細部
- この土地に祀られている観音様には、二通りの由来が語り伝えられている。一つは、津波が起きたときに海から流れ着いたというもので、漁師の網にかかった際には後光が差していたという。もう一つは、沖から流れ着いた木を薪にしようと切ったところ、切り口から血が流れ出たため、恐れた人々がこれを観音として祀ったというものである。いずれの話でも、海からもたらされたものを神仏として大切に祀る土地の信仰のあり方がうかがえる。
- 広まり方
- 1976年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による大分県南海部郡米水津村の調査記録に残る。
- 地域
- 大分県佐伯市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ