こうふのかんのんぞうがまねいたおおあめ
甲府の観音像が招いた大雨
国内
物品・機械
- どんな話か
- 松の岩に刻まれた120体の観音像を試しに川へ投げ込むと12日間降り続き、戻すとようやく雨が治まった。
- 細部
- 甲府市に伝わる話では、松の岩と呼ばれる岩に百二十体もの観音像が刻まれているという。干ばつが続いたある年、本当に御利益があるものかと試すため、村人がこの観音像を橋の上から川へ投げ込んでみたところ、なんと十二日間にわたって雨が降り続き、川が今にもあふれそうになるほどの大水になってしまった。慌てて観音像を元の場所へ安置し直すと、ようやく雨は治まったという。石仏の霊験を試したことがかえって災いを招いた話として語られている。
- 広まり方
- 1954年刊『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による山梨県西山梨郡千代田村の調査に記録がある。
- 地域
- 山梨県甲府市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ