いちかわみさとのかんおけおうごんへんげ
市川三郷の棺桶黄金変化
国内
物品・機械
- どんな話か
- 火種を絶やした娘が弔いと引き換えに得た棺桶が黄金に変わり、のちに観音様となったという粉河寺の縁起譚。
- 細部
- ある晩、うっかり火種を絶やしてしまった気立ての良い女中の娘が困っていると、弔いの松明を持って通りかかった人に出会った。娘は弔いをする代わりに火種を分けてもらい、あわせてその棺桶をもらい受けて自分の床の間に飾っておいたところ、翌朝には棺桶の中身がすっかり黄金に変わっていた。裕福な身分となった娘は、のちに風呂に入っているときに観音様へと姿を変えたと伝わり、それを祀ったのが西国三番粉河寺の観音様だという。
- 広まり方
- 1969年の『甲斐路』所収、土橋里木「びしゃもん屋と大歳の火」に記録がある。
- 地域
- 山梨県市川三郷町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ