かんのんのじげん
観音の示現
国内
物品・機械
- どんな話か
- 米屋の13歳の娘が観音のお告げを繰り返し夢に見て、床下を掘ると銅の仏像が現れたという話。
- 細部
- 享保16年、富小路三条上るの米屋に13歳の娘がいた。革堂の観音を名乗る者が夜ごと夢枕に立ち、おまえの家の床下に自分が埋まっているから掘り出しなさいと繰り返し告げる。娘が両親に話しても本気にされなかったが、ある日昼寝の最中に娘は突然身を起こし、無言のまま床板をはがして土を掘り始めた。出てきたのは黒っぽい塊で、洗ってみると三寸ほどの小さな銅造の観音像だったといい、両親は驚いたと伝わる。
- 広まり方
- 1982年刊『続日本随筆大成別巻』所収、本島知辰『月堂見聞集』(下)に記録がある。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ