かね
鐘
国内
物品・機械
- どんな話か
- 気味の悪い唸り声とともに地中から大鐘が浮かび上がり、しばらくすると再び沈んでいくという沈鐘伝説。
- 細部
- あるとき、地の底から気味の悪い唸り声のような音が響き渡ることがあるという。その音とともに、地中に沈んでいたはずの大きな鐘が姿を現し、地上へと浮かび上がってくる。人々がそれを目にできるのはわずかな間だけで、しばらくすると鐘は唸り声とともに再びゆっくりと地中へ沈んでいってしまう。鐘が地中に没した経緯そのものは語られておらず、浮沈を繰り返す怪異現象としてのみ伝えられている点が特徴である。
- 広まり方
- 1974年の『日本民俗学』誌に掲載された有馬英子「沈鐘伝説についての一考案」に記録がある。
- 地域
- 愛知県新城市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ