むなかたのかいていがねとおきなめんのあまごい
宗像の海底鐘と翁面の雨乞い
国内
物品・機械
- どんな話か
- 筑前鐘の岬の海底に沈む鐘を引き上げようとすると綱が切れ大風が吹くが、流れ着いた翁の面を使うと必ず雨が降るという。
- 細部
- 筑前の鐘の岬に伝わる話である。海の底に沈んでいるという鐘を引き上げようと試みると、その都度太い綱がぷつりと切れたり、突然強い風が吹き荒れたりして作業が妨げられるという。一方、海から流れ着いたという翁の面を用いて祈ると、そのたびに必ず雨が降ると伝えられている。鐘ケ崎の付近では、現在でも空が晴れ渡った日には、海の底に沈むこの鐘の姿を水面から見ることができるといわれている。
- 広まり方
- 1974年の『日本随筆大成第2期』に収められた百井塘雨の『笈埃随筆』と、同年の『日本民俗学』に掲載された有馬英子の論考「沈鐘伝説についての一考案」に、それぞれ記録がある。
- 地域
- 福岡県宗像市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ