かね
鐘
国内
物品・機械
- どんな話か
- 熊谷市にある三千沼に伝わる話で、秋風が吹きわたるようになる時季になると、沼の中から鐘がふんわりと浮かび上がってくるとされている。
- 細部
- 熊谷市には、三千沼と呼ばれる沼にまつわる言い伝えが残っている。一年のうちでも秋風が吹きわたるようになる時季になると、決まってこの沼の中から鐘がふんわりと浮かび上がってくるのだという。ふだんは沼の底に沈んでいるとみられる鐘が、季節が巡るとともに姿を見せるとされている点が特徴である。なぜ沼の中に鐘が沈んでいるのか、その由来やもとの持ち主については、詳しい説明は残されていない。水中に沈んだ鐘にまつわる話は各地に伝わっているが、熊谷市の三千沼に伝わるこの話もそうした沈鐘伝説の一つに数えられている。
- 広まり方
- 1974年刊行『日本民俗学』所収、有馬英子「沈鐘伝説についての一考案」に記録されている。
- 地域
- 埼玉県熊谷市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ