かけがわのやまぶしがかつぐかね
掛川の山伏が担ぐ鐘
国内
物品・機械
- どんな話か
- 路銭を求めた山伏に住僧が鐘しかないと嘲ったところ、山伏が本当に鐘を担いで持ち去ったという話。
- 細部
- 遠江国の長福寺にあるとき、一人の山伏が訪れて路銭を乞うた。応対した住僧はこれをからかい、寺にはかねと名のつくものは鐘しかない、それでよければ持っていけと言い放った。すると山伏は喜んで、その重いはずの鐘を軽々と担ぎ上げ、そのまま走り去ってしまったという。この鐘は今も大峯釈迦嶽の松の木に掛かった状態で残っているのだと伝えられている。
- 広まり方
- 1975年刊『日本随筆大成第二期』所収、菊岡沾凉「諸国里人談」による。
- 地域
- 静岡県掛川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ