すわこにしずんだかね
諏訪湖に沈んだ鐘
国内
物品・機械
- どんな話か
- 功徳寺の鐘を盗んだ者が諏訪湖を渡る途中、竜に鐘を巻き取られて沈められたという話。
- 細部
- 功徳寺の梵鐘に目をつけた盗人が、これを担いで諏訪湖を渡ろうとした。出立のときには雲ひとつない上天気だったのに、湖の半ばで空が急に崩れ、湖面も荒れて波が立った。そこへ水中から竜が姿を現し、身をもって鐘に巻きつくと、そのまま底へ引き込んでしまった。鐘が消えると風も波も収まり、空はもとの晴天に戻ったという。土地では、この鐘はもともと竜宮のものであり、竜が返してもらいに来たのだと説明されている。
- 広まり方
- 1989年刊『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承、寺と堂の伝説の項に収める。
- 地域
- 長野県茅野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ