かみなりはた
雷旗
国内
物品・機械
- どんな話か
- 雷や風で祭りが荒れることで知られる堂殿神社の旗は雷旗と呼ばれ、盗んで売ろうとした者は天候の悪化で果たせなかった。
- 細部
- 高山市上宝町の堂殿神社は、祭りのたびに雷が鳴ったり風が荒れたりすることで昔から知られていた。そのため、この神社の祭りで掲げられる旗はいつしか雷旗と呼ばれるようになったという。ある時、この雷旗を盗み出して売り払おうとした者がいたが、たちまち空が荒れ模様になってしまい、結局盗みを果たすことができなかったと伝えられている。神社の旗そのものに、天候を操るような霊力が宿っていると考えられていたことがうかがえる話である。
- 広まり方
- 1980年の『民俗採訪』所収、国学院大学民俗学研究会「岐阜県吉城郡上宝村」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ