かみなり
雷
国内
物品・機械
- どんな話か
- 桑の木の股に挟まれて雷が死んだという故事にちなみ、雷が激しく鳴るときは「桑木のまた」と唱えて追い払う首里の習わし。
- 細部
- 昔、雷が桑の木の股に挟まってしまい、そのまま身動きが取れずに死んでしまったという言い伝えが首里に残っている。それ以来、雷鳴がひどく激しく轟くようなときには、人々は空に向かって「桑木のまた」と大声で叫ぶようになった。かつて桑の木に挟まれて命を落とした苦い記憶を雷に思い出させることで、荒れる雷を怖じ気づかせ、少しでも早くおさまるように仕向けるためのまじないである。
- 広まり方
- 1932年の『旅と伝説』(南島談話第三号)所収、島袋盛敏「首里のまじなひ」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県那覇市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ