かみなり
雷
国内
物品・機械
- どんな話か
- 敏達天皇の御代、農夫が木陰で雷に打たれると子供の姿の雷が現れ、助けてくれれば子を授けると約束し、その通りにすると子を授かったという。
- 細部
- 敏達天皇の御代のことであったという。ひとりの農夫が田に引く水を求めて出かけたところ、突然の雷雨に見舞われ、木の下でしばらく休むことにした。するとそこへ落雷があり、驚いたことに雷は子供のような姿となって農夫の前に現れたという。雷は「私を助けてくれるなら、そなたに子を授けよう」と持ちかけてきた。農夫がその望みどおりに助けてやると、雷は空へと昇っていった。そして後になって、農夫は本当に子を授かることができたのだという。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』に掲載された角田序生「雷が臍を取ると云ふ事」に記録がある。
- 地域
- 愛知県名古屋市
- 年代
- 飛鳥時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ