かめいし
亀石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 陸に引き上げると毎晩のように泣き声を上げたため、海へ戻されたという亀の形の石の言い伝え。
- 細部
- 国東町に伝わる亀石は、その名のとおり亀に似た姿をした石だという。あるとき海からこの石を引き上げて陸に置いたところ、まるで生き物のように来る日も来る日も泣き声を立て続けたと伝わる。里の人々はこれを不吉な兆しと受け止め、石を再びもとの海へ返したところ、ようやく泣き声はやんだのだという。ただの岩を人や獣と同じように涙し声をあげる存在として捉える発想に、この土地ならではの自然の見方がにじんでいる。
- 広まり方
- 1986年の『大分県史 民俗篇』第五章、若杉昌昭による自然説明伝説の項に記録がある。
- 地域
- 大分県国東市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ