いせはらのそらとぶまんだらのかいぶつ
伊勢原の空飛ぶ曼荼羅の怪物
国内
物品・機械
- どんな話か
- 空を飛び回る怪物を勇士が峠で射落とすと、その正体は寺伝来の曼荼羅であったという。
- 細部
- 善波太郎という名の勇士が、空を自在に飛び回る怪しいものを善波峠で見つけ、弓で射落としたと伝えられる。地に落ちたそれを検めたところ、怪物の正体は日向山霊山寺に伝わっていた希代の曼荼羅であった。長く尊ばれた宝物が、いつしか自ら宙を舞う力を得ていたという筋立てで、絵や仏具が独りでに動き出す話の一種である。矢が落ちた地点は矢先と呼ばれるようになり、地名がこの出来事を今に伝える証拠として添えられている。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』所収、大野若三郎「相模中郡より」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県伊勢原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ