ほくとのとうげのまつのかいぶつ
北杜の峠の松の怪物
国内
物品・機械
- どんな話か
- 夜に峠の松のそばを通った人が怪物に殺されて木の下に埋められ、翌朝その幹から血が流れていた。
- 細部
- 北杜市に伝わる話では、夜に山の峠にある一本の松のそばを通りかかった人が、正体の知れない怪物に襲われて命を落とし、そのまま松の木の下に埋められてしまったという。この出来事を耳にした村人が、確かめようと翌朝その場所へ行ってみたところ、埋められたはずの松の幹から血が流れ出ているのを見つけたのだという。怪物そのものの姿かたちは語られておらず、殺害という出来事の痕跡が、木という植物に生々しく現れているという点にこの話の特色がある。
- 広まり方
- 1990年の『日本民俗学』にクリスティナ・カミニスカが記した「民俗学の立場からみる樹木」に収められている。
- 地域
- 山梨県北杜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ