ふくつのかいぶつとけぶかいしじ
福津の怪物と毛深い死児
国内
物品・機械
- どんな話か
- 化物が男に化けて百姓の女房と通じ、女房は毛の生えた子を死産した末に七日後に死んだという。
- 細部
- 本木村のある農家の妻のもとに、人間の男の姿をとった怪物が通ってくるようになり、二人はいつしか関係を持った。やがて妻は身重になったが、生まれてきたのは手足が異様に長く、体にわずかに毛が生えた、人の子とは思えない姿の死児であった。出産の負担からか、母親自身もその七日後に息を引き取ってしまう。異類が人の姿を借りて近づき、生まれるはずの子に痕跡を残すという、密通譚に共通する型を持つ話である。
- 広まり方
- 1999年の『昔話伝説研究』に載る伊藤慎吾「宗像郡本木村妖物記」に記録されている。
- 地域
- 福岡県福津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ