かい
貝
国内
物品・機械
- どんな話か
- 萩市で、八幡様の松にいる小さな貝を出征する人が守り袋に入れて持参すると、無事な間は貝が生き続けるという。
- 細部
- 萩市に伝わる話。境内にある八幡様の裏手の松の木には、小さな貝がいくつも付着しているという。戦地へ出征する者は、この貝を一つ取ってお守りとして身につけて持っていく習わしがあった。本人が無事で息災である限り、その貝は生きたまま貝殻の中で持ちこたえ、帰還するまで死ぬことはないと信じられていた。貝の生死が遠方にいる本人の安否と結びつけられており、身につけて持ち出す守りと、社に残る松の木とが対になって語られている。
- 広まり方
- 2002年刊行の『山口県史資料編民俗1民俗誌再考』所収、瀬川清子「島と海の民俗:見島見聞」に記録がある。
- 地域
- 山口県萩市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ