じゅうおうどうのじぞう
十王堂の地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 修理に出された地蔵が夢で助けを求め、二体に切り分けられる寸前で連れ戻されたという。
- 細部
- 十王堂に安置された恵心僧都の作と伝わる木像の地蔵を、京都の仏師のもとへ手入れに出した。ある晩、堂守の夢にその地蔵が現れ、切られそうになっている、早く迎えに来てほしい、と訴えたという。慌てて駆けつけると、まさに鋸が当てられようとするところで、堂守は像を引き取って持ち帰った。仏師は材があまりに古いため、割って二体の地蔵に作り直そうと考えていたのだった。この地蔵は今も残っていると語られている。
- 広まり方
- 1970年刊の『余呉村の民俗―滋賀県伊香郡余呉村―』所収、東洋大学民俗研究会による九 口承文芸の章に記録がある。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ