じゅうがつぼとけ
十月仏
国内
物品・機械
- どんな話か
- 南部藩の移封とともに盛岡へ移った家の十月仏の掛け軸が、火事の際に自ら仏壇を抜け出し林の木に掛かっていたという話。
- 細部
- 南部藩の主が三戸から盛岡へ移ったとき、それに従って移り住んだある家に、十月仏と呼ばれる掛け軸が伝わっていた。その家がある日火事に見舞われたとき、この掛け軸は誰が持ち出したわけでもないのに仏壇を自ら飛び出し、離れた林の木の枝に引っかかった状態で見つかったという。火の手から自らを守った霊験のある掛け軸として語り継がれている。
- 広まり方
- 1930年の『旅と伝説』所収、佐々木喜善「鳥虫木石伝」に記録されている。
- 地域
- 岩手県矢巾町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ