じょうぐうたいし
上宮太子
国内
物品・機械
- どんな話か
- 聖徳太子の発願で建った法観寺の八坂塔は治承・正応年間に火災に遭っても、太子の強い願力で灰にならないという。
- 細部
- 山城国の東山にある法観禅寺の仏舎利塔、通称八坂塔は、聖徳太子こと上宮太子の発願によって建立されたものだと伝えられている。この塔は治承年間や正応年間にそれぞれ火災に見舞われたことがあったが、太子が塔を建てるときに込めた願力があまりに強いため、たとえ火にあおられてもすっかり灰になってしまうことはないのだという。度重なる災難を乗り越えてきた塔として、長く信仰を集めてきた。
- 広まり方
- 2002年の『伝承文学研究』に掲載された西山美香「室町幕府初期政権における法観寺八坂塔、利生塔の<縁起>としての聖徳太子・浄蔵説話」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ