じぞうそん
地藏尊
国内
物品・機械
- どんな話か
- 大田市大森町では、寺の僧が戦死を予言しつつ救うと告げた武士の身代わりに、長州征伐の戦場で地蔵尊が姿を見せたと伝わる。
- 細部
- 島根県大田市大森町に伝わる話で、ある武士が寺に参詣した折、居合わせた僧から、そなたは戦で命を落とす運命にあるが、私が救ってやろうと告げられたという。時代が下って長州征伐が起こり内戦状態となったとき、この武士は戦場で敵の矢を受けたと覚悟した。ところが実際に矢が届く直前、目の前には僧の言葉どおり地蔵尊の姿が現れ、身代わりとなって武士の命を守ったのだという。石見地方に伝わる、神仏の加護をめぐる話の一つに数えられている。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1936年掲載の千代延尚寿「神仏に縁ある話―石見地方に於ける―」に収められている。
- 地域
- 島根県大田市
- 年代
- 江戸時代末期
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ