みなみそうまのじぞうさまつけあそび
南相馬の地蔵様憑け遊び
国内
物品・機械
- どんな話か
- 神事の日、若い女性たちが円座の一人に地蔵様を憑けて質問し、踊ったのちに丁重に帰ってもらう遊びがあった。
- 細部
- 神事のある日には、13、4歳からおよそ20歳くらいまでの女性が集まり、地蔵様を憑ける遊びをすることがあった。真ん中にござや筵を敷いて一人をそこに座らせ、残りの者はその周りを内側に向きながら右回りに歩き、「南無地蔵大菩薩、ついておこれ地蔵様」と唱え続ける。すると座っている者に地蔵様が乗り移り、みなであれこれと質問を投げかける。ひととおり尋ね終わると全員で踊り、丁重に地蔵様に帰ってもらう。もし帰ってくれないときは、地蔵様が祀られている場所まで本人を連れて行き、あらためてよく拝んでから帰ってもらったという。
- 広まり方
- 1941年の『民間伝承』所収、今野圓輔「地蔵様を憑けて遊ぶこと」に記録がある。
- 地域
- 福島県南相馬市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ