まつやましのうみべですいなんをまねくじぞう
松山市の海辺で水難を招く地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- イボを治す札所の地蔵で、海辺へ移したところ水死者が出たため元の山腹へ戻された。
- 細部
- 中島八十八ヶ所の一番札所にあたるこの地蔵は、イボを取り除いてくれるとされ、治った者は蛸の絵を描いて奉納する習わしがある。もともとは山の中腹に据えられていたが、参りやすいようにと海岸のそばへ下ろしたところ、その付近で泳ぐ者が溺れ死んだり行方知れずになったりする事が続いた。そこで元の場所へ戻したという。神仏を勝手に動かすことへの戒めが、水難という具体的な災いを通して語られている。
- 広まり方
- 1968年の『あゆみ―忽那諸島の民俗―』(森正史監修)の年中行事と民間信仰・民間信仰の章に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ