おおいけかみのじぞうさま
大池かみの地蔵様
国内
物品・機械
- どんな話か
- 願いをよく聞き入れた地蔵で、隣村へ貸し出した年に不幸が続き、返してもらうと収まったという。
- 細部
- 大池かみに祀られたこの地蔵は霊験が高く、村人の願いによく応えたと伝わる。評判を聞いた隣村が借り受けたいと申し出たので貸したところ、その年から村では不幸が相次いだ。地蔵が離れたためだと考えて返還を求め、元の場所へ迎え直すと災いはぴたりと止んだという。信仰の対象が土地と強く結び付いており、みだりに動かせば守りが解けるという考え方を示す話で、石仏の移設をめぐる各地の禁忌譚と同じ型に属する。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の口頭伝承の章、地蔵の伝説の項に記録がある。
- 地域
- 長野県茅野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ