じぞうのねすがたのいし
地蔵の寝姿の石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 釣り人が腰かけていた石が動き、横たわる地蔵の姿を浮かべていたという霊石。
- 細部
- 尾張から来た人が釣りをしていたとき、足場にしていた石がひとりでに動いた。訝しく思って改めると、石の面に地蔵が横たわる姿が現れていたという。その人は石を持ち帰って祀り、以来この石は六月ごろの湿気の多い時期になると地蔵の像がくっきりと浮かび上がるとされる。石の模様が信仰の対象へ転じる話であり、季節によって見え方が変わるという点が霊験の証しとして語り継がれている。
- 広まり方
- 1990年刊『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承の伝説、地蔵の伝説の項に載る。
- 地域
- 長野県南木曽町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ