じぞうかつお
地蔵鰹
国内
物品・機械
- どんな話か
- 鰹漁の網にかかった木像の地蔵を祀ったところ、網が破れるほどの大漁が続くようになったという話。
- 細部
- ある年の6月23日、猟師たちが例年どおり鰹漁に出たところ、獲物が捕れないまま木像の地蔵が網にかかった。漁師たちはこの地蔵を丁重に扱い、海辺に立つ松の木の根元に安置して供養を欠かさなかったという。すると不思議なことに、それ以降は網が破れてしまうほどの勢いで鰹が獲れるようになったと伝えられている。思いがけず網に入った像を粗末にせず祀ったことが、大漁という形で報われたとする話である。
- 広まり方
- 1922年の『土の鈴』誌、法月俊郎「お地蔵さまの話」駿河・伊豆地方篇に記録されている。
- 地域
- 静岡県沼津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ