かさじぞう
笠地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 雪をかぶった地蔵に笠を掛けた老人のもとへ、夜中に地蔵が小判を運んできたという話。
- 細部
- 貧しい暮らしの老夫婦がいた。爺さんが道すがら、雪をかぶったままの地蔵の雪を払い落とし、笠をかぶせてやった。すると夜更けになって、その地蔵が鼠に車を引かせ、小判をたくさん積んで礼にやって来たという。全国に広く分布する笠地蔵の型だが、車を引くのが鼠であるところにこの土地の語りの色が出ている。石の仏に情けをかけた行いが、そのまま報いとなって返ってくる筋立てになっている。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』所収、箱山貴太郎「四十四 笠地蔵」に記録がある。
- 地域
- 長野県上田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ