ふえじぞう
笛地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 戦に敗れて逃げた主従が追っ手に討たれた笛地蔵では、今も神楽の音が聞こえ、笛の上達を願う参拝者が訪れる。
- 細部
- かつて戦に敗れたある主人が子守りを連れて逃げのび、笛地蔵と呼ばれる場所までたどり着いたものの、そこで追っ手につかまり命を落としてしまったという。この子守りは笛を携えていたとされ、その因縁からか、今でも笛地蔵のそばを通りかかると神楽のような音色が聞こえてくることがあるという。また、横笛の稽古をしている人がこの地蔵に新しい笛を供え、代わりに以前から供えられていた古い笛を持ち帰ると、笛の腕前が上達するとも言い伝えられている。
- 広まり方
- 1961年の『民間伝承』に掲載された大森郁之助「隠岐郡都万村聞書(承前)」で報告されている。
- 地域
- 島根県隠岐の島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ