こめをだすじぞう
米を出す地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 笠を買ってやった六地蔵の一体を持ち帰ると米を出したが、欲を出すと去ってしまった。
- 細部
- オロを売りに出た爺が、雨に打たれてずぶ濡れの六地蔵に行き合った。気の毒に思って笠を買い求めたものの、五つしか用意できず一体だけ余ってしまう。爺はその一体を家へ連れ帰り、丁重に祀った。するとこの地蔵は尻から米をこぼすようになり、爺は日々それを口にすることができた。ところが婆がもっと多く出させようと欲を出したところ、米はぱたりと止まり、地蔵は家を離れていったという。
- 広まり方
- 1941年の雑誌『ひだびと』所収、武田明「父二峰村の民俗記」に記録が残る。
- 地域
- 愛媛県久万高原町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ