ひのえまたのうすをならすじがみ
檜枝岐の臼を鳴らす地神
国内
物品・機械
- どんな話か
- 檜枝岐村では2月10日を地神待ちと呼び、女たちが早朝に臼をたたいて土の神を家へ招く習わしがある。
- 細部
- 檜枝岐村には土地の神を迎える年中行事がある。2月9日の晩は宵地神と呼んで山での仕事を休み、翌10日には地神だんごを用意して神棚と地神様に一升ますへ盛って供える。当日の朝早くから女性たちが臼を打ち鳴らすが、これは前年秋の地神待ちで供えた餅の臼が空になってしまったため、今年もこの家に留まってほしいと神を呼び寄せる合図なのだという。同じく秋にもそば粉ときびを合わせた地神だんごを作って感謝を捧げる。旧暦10月は諸国の神々がそろって出雲へ赴き留守になる月とされるが、地神だけは村に残るとも伝えられている。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史』第23巻民俗1所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎による「会津檜枝岐村民俗誌」の年中行事の項に記録されている。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ