じゃたいのまつ
蛇体の松
国内
物品・機械
- どんな話か
- 竜神の淵に捨てられ女面蛇体の死体で見つかったお松にちなみ植えられた松が、蛇体の松と呼ばれるという。
- 細部
- 慶長の頃、与吉という百姓にお松という娘がいた。ある時この地で休んだ殿様がお松を気に入り、侍女として城へ連れ帰ってしまう。ところがお松は家に帰りたい一心で言うことを聞かなかったため、小船に乗せられて竜神の淵に捨てられてしまった。お松はどうにか海岸まで泳ぎ着いたものの力尽き、女の顔に蛇の体を持つ姿となって浜に打ち上げられていたという。悲しんだ親たちが娘の名にちなんで植えた松が大きく育ち、今に伝わる蛇体の松になったとされ、この松には霊験があると語られている。
- 広まり方
- 1967年の『福島県史 24 民俗2』所収、和田文夫による樹木に関する伝説の項に記録がある。
- 地域
- 福島県広野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ