まつやましのじゃこつさいとうごい
松山市の蛇骨祭と雨乞い
国内
物品・機械
- どんな話か
- 湧ヶ淵の大蛇を撃った家に伝わる骨で、雨乞いの祈願と祭りの対象になっているという。
- 細部
- 末町の湧ヶ淵にはかつて大蛇が潜んでいたとされ、美しい女に姿を変えて現れたところを三好秀勝という人物が鉄砲で仕留めたと語られる。そのとき残った骨は蛇骨と呼ばれ、三好家の子孫のもとに今も受け継がれているという。ひどい旱の年には人々がこの淵に集まり、雨を乞う祈りを捧げた。毎年十一月二十三日には蛇骨祭が営まれ、橋の上から供物を淵へ落とす所作が行われる。蛇と水を結びつける雨乞いの信仰が、遺物と祭礼の形で残った例である。
- 広まり方
- 1970年の『近畿民俗』に載る高谷重夫の論考、竜女成仏譚―雨乞習俗と伝説―に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ