いずものいし
出雲の石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 孝行息子が出雲参りの道中で久井の稲荷に石を供えたところ、翌年その石が大きくなっていたという。
- 細部
- 三原市幸崎町に伝わる話である。親孝行で知られたある息子が、毎年欠かさず母を伴って出雲まで参詣に出かけており、その道すがら久井町の稲荷にも必ず立ち寄って手を合わせるのを習わしとしていた。あるとき出雲から持ち帰った石を、道中拝んだ久井の稲荷へ供えて家路についたところ、次の年に同じ場所を訪れてみると、置いていったはずの石がひとまわり大きく育っていたという。信心深い親子の行いに応えるように、石そのものが霊験を示したと語られている。
- 広まり方
- 1978年の『広島県史 民俗編』に収められた村岡浅夫「厳島伝説の周辺」に記録がある。
- 地域
- 広島県三原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ