いわし
鰯
国内
物品・機械
- どんな話か
- 信心深い嫁が拝み続けていたお守りを姑が鰯の頭にすり替えたところ、後光が差したという話。
- 細部
- 香川県綾川町に伝わる話である。昔、たいそう信心深い嫁がいて、柱に開けた小さな穴にお守りを納め、毎日欠かさず手を合わせていた。ところがこの嫁を快く思わない姑が、ある日こっそりとそのお守りを抜き取り、代わりに鰯の頭を穴に押し込んでおいた。何も知らない嫁は変わらず穴に向かって拝み続けていたところ、ある時、中の鰯の頭からまばゆい後光が差したという。嫁のひたむきな信心が、粗末な鰯の頭にまで神々しい輝きをもたらしたのだと語られている。
- 広まり方
- 1978年の『四国民俗』所収、水野一典「香川県綾歌郡綾上町の昔話その他」に記録がある。
- 地域
- 香川県綾川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ