さいきのとうみょうをやどすわれいわ
佐伯の灯明を宿す割れ岩
国内
物品・機械
- どんな話か
- 粟島神社の下にある注連縄を張った岩は、元は海岸で灯明が灯った一つの岩が割れたものと伝わる。
- 細部
- 粟島神社の社殿の下手に、注連縄を巻き付けた大きな岩が据えられている。もともとは海辺に立つひとつながりの岩であったが、いつの頃からか真ん中で裂けて今のような二つの姿になったと伝わる。まだ海岸にあった当時は、夜ごとその頂に灯明の火がともったと語り継がれ、単なる岩ではなく神が宿る石として敬われてきた。そのため気安く腰掛けたり踏みつけたりすると腹をこわすといわれ、祟りをもたらす神の石として今に伝わっている。
- 広まり方
- 1976年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「大分県南海部郡米水津村」の聞き書きによる。
- 地域
- 大分県佐伯市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ