さんじょうのいしうすからふくかいふう
三条の石臼から吹く怪風
国内
物品・機械
- どんな話か
- 百姓の庭にあった石臼の穴から風が吹き出し、火を近づけるとよく燃えたという不思議な現象の話。
- 細部
- 越後国三条村のある百姓の庭に石臼が置かれていたが、この臼の穴からはいつも風が吹き出しており、そこに火を近づけると勢いよく燃え上がったという。語り手は、この家の地面の下が泥地になっており、その泥に含まれる油分から風が生じているのではないかと推測している。日常の道具である石臼が、地中の性質と結びつけて怪異として語られた例である。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第二期』所収、山川素石・細川宗春『二川随筆』に記録がある。
- 地域
- 新潟県三条市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ