いしづちさんのごしんたい
石鎚山の御神体
国内
物品・機械
- どんな話か
- 屋敷を移した際に持ち運んだ石鎚山の御神体が毎晩騒ぎ、旧地へ戻すまで静まらなかったという家の由来譚。
- 細部
- 語り手の家では、七代前の当主が石鎚山から巻物の御神体を授かったことが参拝のはじまりとされる。幕末に旧地を手放して現在地へ移り住み、御神体も一緒に運んだところ、夜ごと物音が立って家人が眠れなくなった。御籤を立てて伺うと、もとの場所を離れたくないという答えが出たため旧地へ返した。すると騒ぎはやみ、以後は語り手の家が本部、旧屋敷に住む人が守り宿を受け持つ形になったという。神体が移転を拒む話として語られている。
- 広まり方
- 1967年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による愛媛県越智郡関前村岡村の調査報告に記録がある。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ