いしのやじり
石の鏃
国内
物品・機械
- どんな話か
- 元慶八年、出羽国の秋田城では雷を伴う雨とともに、石でできた鏃が二十三枚も空から降ったと記録されている。
- 細部
- 元慶八年のこととして伝えられる出来事である。出羽国の秋田城において雷を伴う激しい雨が降った際、それと同時に石でできた鏃が空から降り注いだという。降った鏃の数は二十三枚にのぼったと記録されており、単なる落雷や豪雨にとどまらない異常な現象として書き残された。武具に用いる矢じりの形をしたものが天から降るという事例は、古代における天変地異の記録の一つとして注目される。
- 広まり方
- 『日本随筆大成第三期』1976年収録の斎藤彦麻呂「傍廂」に記録がある。
- 地域
- 秋田県秋田市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ