いしのなかにさかながすむはなし
石の中に魚が棲む話
国内
物品・機械
- どんな話か
- 買い取った庭石を湯で清めたところ、中に棲んでいた赤い魚が死んで割ると出てきたとされる。
- 細部
- 延享の頃、筑波山の麓に住む人の家へ見知らぬ客が来て、庭石を一つ買いたいと申し出た。客は後で取りに戻ると言って近くの山中へ入り、主人は心遣いのつもりで、その石を熱い湯で洗って渡そうとした。客が戻ると、石を湯にあてたことをひどく嘆き、石の内部には赤い魚が棲んでいて、湯に触れると死ぬのだと説明した。実際に石を割ると、死んだ魚が中から現れた。岡村良通の『寓意草』(『続日本随筆大成』1980年)に記された、つくば市の話である。
- 広まり方
- 1980年刊行の「続日本随筆大成」に、岡村良通の随筆として収録されている。
- 地域
- 茨城県つくば市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ