いしのほとけさま
石の仏様
国内
物品・機械
- どんな話か
- 釣り好きの老人が寺裏の池で石を釣り上げ、親鸞上人に似た姿から殺生を諭されたと悟って釣りをやめたという話。
- 細部
- 無類の釣り好きだったある老人が、あるとき寺の裏手にある池で釣り糸を垂らしていた。ところがその日はいつまで経っても魚がかからず、ようやく手ごたえを感じて引き上げてみると、糸の先にかかっていたのは魚ではなく一つの石であった。妙なこともあるものだと思いながら持ち帰り、あらためてよく眺めてみると、その石の姿は親鸞上人にそっくりであったという。老人はこれを、日ごろの殺生好きを仏様がお諭しになったのだと受け止め、それ以来ぴたりと釣りをやめてしまったと伝えられている。
- 広まり方
- 1943年の『民間伝承』掲載の石の仏様、其他(愛知県岩倉町)に記録されている。
- 地域
- 愛知県豊田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ