いしかんのん
石観音
国内
物品・機械
- どんな話か
- 小さいのに持ち上がらず夜ごと青く光った石が、祀られてのち大きくなり、いぼに効くとされる。
- 細部
- 尼僧が石を拾い集めていたところ、見た目は小さいのにどうしても持ち上がらないものがあった。その石は夜になると青い光を放ったので、村人は近寄るのを恐れた。やがて庄屋の主人の夢に老人が現れ、この石を粗末にせず手厚く祀るようにと告げた。言われたとおりにすると、石はしだいに大きくなっていったという。今では手にできたいぼに効き目があると言われ、参る人がある。持ち上がらない石という不思議が、夢のお告げを介して信仰の対象へ移された筋立てになっている。
- 広まり方
- 1984年の『伊那』所収、萩元義房「千代の伝説」に記録がある。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ