いしじぞう
石地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 若い女に赤子を抱くよう頼まれたまま戻ってこられず、次第に重くなるその子は実は大きな石地蔵の首だったという。
- 細部
- 見知らぬ若い女から、少しの間でいいからと嬰児を抱いていてほしいと頼まれた者がいた。ところが女はいつまで待っても戻ってくる気配がなく、そうしているうちに抱いている子の重みがどんどん増していくのを感じるようになる。不審に思いながらもよくよく見てみると、腕の中にあったのは赤子などではなく、大きな石地蔵の首であったことに気付いたという。見ず知らずの女に頼まれた赤子が正体を変じさせていくという、置き去りと重みの怪異が組み合わさった話である。
- 広まり方
- 1918年の『郷土趣味』に明石染人が発表した「地蔵物語(一)」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ